8月15日 終戦記念日 ネギの定植 ほか

6月以来、ほぼ2ヶ月ぶりの記録。
お盆休みという日で、参加者は5名。でも、この晴天の日にやることはあると言うことで、仕事は2つ。
1,ネギの定植
 前回に1度、ネギの植え替えをしているので、これで2回目の定植。
 まずは、ネギの全部抜いてから、トラクターで耕す。

 75〜80センチの畝間で、抜いたネギを植えていく。間隔は5センチ。

 その後、ネギの根は酸素を必要とするので、わらを敷いて空気の通りを良くして、2週間に1回程度土をかけて盛り上げていく。
そして、ネギを太らせていくことになる。

 ネギは、いつもそば・うどんの薬味やすき焼きのつけ野菜としておいしくいただいているが、こんなに手の込んだ作り方をしているとは驚きである。
それに、あのように太くするには1年近くの時間を要することもすごい。


2,人参の種まき
 平らにした畑に、幅25〜30センチくらい、棒を押し込んで溝をつくる。
 そこに、人参の種を10センチに種5〜6粒の量を目処に、スジまきをする。
 そのあと、手で土をかけて軽く押さえる。
 そして、芽が出るまで、わらをかける。


3,今、飯島農園はオクラの最盛期。毎日収穫しないと次から次と大きくなるので、連日大忙し。
 しかし、今年は天候不順で収穫量が前年の6分の1。
 今年は、去年の2倍植えたそうだが、収穫量は去年の3分の1。よって、前年対比で1/6。
 消費者には、大きさは7〜10センチ、表面はスジがないきれいなものを10本袋に詰めて出している。
 
 野菜がこの天候で高くなってきたので、また収穫量がこんなに悪いので、はじかれたオクラを消費者に渡るようにして、その場合は値段も安くして店頭に並べるという方法もある。
 一見、消費者から見ると良いことだが、生産者の立場からすると、野菜の値段が全体的に安くなりメリットがなくなるというので、この方法はとらずにはじかれたものは基本的には捨ててしまうという。
 消費者と生産者の双方が納得して、おいしい安全な野菜を消費し生産するということは、結構難解なことである。
 オクラの花は、ハイビスカスというか可憐な花である。


 オクラはどんどん大きくなり、40段まで伸びるということだ。あっという間に背を超えてしまう。


 この日は夏野菜の収穫をする。
 トマト、キュウリ、ナス、ししとう、とうがらし、モロヘイヤ。トウガラシが鮮やかな赤ですごい量に、家で乾燥させる。