船橋農園 最終日

この日は、12月に入り、この冬最も寒い日になり、朝の気温は2℃。
まあ、これが普通の寒さというばそうなのかもしれない。日本海側は大雪らしい。
最終日ということで、11名が集まる。みなさん、気さくな方々で気楽におつきあいができて、本当にありがたい。

1,まずは空豆の定植と霜対策
 前回同様、北側に小枝を立てて、寒さ対策の処置をする。

2,白菜の葉をしばる作業。
 寒さをしのぎ、しっかりしまる白菜にと、外側の葉を束ねて、わらでしばる。

3,冬野菜収穫
 大根、ブロッコリー、白菜。ずっしりと重い野菜ばかり。
 今夜もこれで鍋を食べることに。

4,最終日は、現地の農家の方がつくった餅米で、餅つき。
  餅つきというのは、農家にとっては贅沢なもので、正月近くにやるものではあるが、ちょっと早い餅つき。
  とれたての大根を使ったからみ餅、きなこもち、雑煮と3種類。
  つきたての餅は、なめらかでやわらかく、本当においしい餅でした。あっという間に3,4個。
  
  船橋での農業体験はこの日で終了です。土の大地にふれ、おいしい空気にふれ、飯島さんの人柄にふれ、一緒に作業をし た皆さんと触れあい、そしておいしい野菜に出会い、なかなかできない体験をさせて頂きました。
  今後の自分の生活設計に生かしていきたいと思います。みなさん、本当にありがとうございました。

12月 そらまめ、スナックえんどうの定植

今年の船橋教室もあと2回に。今日はいつものメンバーが顔をそろえた。1回抜けると、1ヶ月ぶりの
に会うことになり、あら、久しぶりといったあいさつがあちこちに。次回はお餅つき。
さて、今日の話と作業
1,芋の貯蔵について
 里芋:親芋と子芋のまま、土に埋めてその上にワラ、段ボール、そして土をかぶせて貯蔵。
    家庭ではそのまま、段ボールに入れて戸外でもOK
 さつま芋:深く土に埋めないとダメらしい。15℃以下にしないといけない。
 ジャガ芋:0℃ぐらいがふさわしい。
 *芋類は長く置いておく方がおいしくなる。その人の好みにもよるが。
 *冷蔵庫で貯蔵すると乾燥してしまうので、適度な湿度が必要なので、土の中の方がベターである。

2,野菜をかわいがりすぎてはダメ。
  この時期は、12月に入り気温が下がると思われているが、ここ最近は暖かい。土の温度が高い。
  霜が降りる日数が本当に少ない。
  霜対策として、植えた苗の上に、枝をかぶせて風を遮るようにする。その場合は、冬季は陽が低く当たるので南をあける ため、北側に枝をさして、風をふさぎ、陽射しが苗に当たるようにする。
  ただ、冬の時期は、野菜はじっくりゆっくり育っている、夏のようにぐんぐん育つことはない。
  でも、じっくり力を蓄えるように(春になったら伸びるために)育っている。糖度もじっくり上がっている。
  だから、かわいがりすぎると、根が育たなくなるし、弱くなってしまうので、おいしい野菜ができなくなる。

3,ブロッコリー・大根の収穫
  ブロッコリーの茎は、皮をむいてぬかみそに漬けると、結構おいしい。
  家庭菜園では、小さいうちにとって、わきからまた出てくるので、それも食べることもできる。
  収穫し終わったら、葉を全部とってしまうと、自然と茎は枯れてしまうので、後の処理が楽である。残しておくと育って 土の養分をとってしまうことになる。




4,スナップエンドウ、そらまめの定植
  畝幅1m〜1m20cm、株間は40〜50cm、黒いマルチを使用。
  スナップエンドウには、赤い花と白い花があるが、一般的には白い花の方がおいしい。
  空豆は育ちながら、下から花が咲き出すので、摘花して、上の方まで養分がいくように育てていく。
  苗を植えてから、葉のついた枝を、風を防ぎまた陽射しが入るように北側にさして、霜対策をした。




5,飯島農園にビオトープ進行中
  春の完成をめざして、ビオトープの構想が進行中です。トンボや野鳥の居場所作りでしょうか。




 

11月の3連休中日 良い夫婦の日 11月22日

ほぼ、ひと月ぶりの飯島農園。三連休の中日とあって、参加者は4名。
また、この日はこの秋一番の寒さ、じっとしていると足先が冷たくなる。
そんな日なので、竹と落ち葉でたき火をしながら、焼き芋をしながら、現代の野菜・食べ物談議に。


はとらずりんご、蓼科のりんご園に葉とらずリンゴあり。大谷農園。
リンゴは赤いリンゴでないと、商品価値がないので、りんごに太陽の光をあてるために、リンゴの上にある葉をとる作業がある。(実は私にとっては、初めて聞いた話でした)でもそれでは味が落ちるので、葉をとらずに収穫したリンゴが「はとらずりんご」だそうだ。

今日の野菜の収穫は、大根、ねぎ、里芋。大根はまだ小さいが2本だけ抜いてきた。

11月の飯島農園の様子です。

にんにく定植・秋野菜大根白菜の手入れ

10月に入り、すっかり秋らしくなる。今日は10月18日土曜日。
今日も千葉・船橋市飯島農園の空気はすがすがしい、一方朝の気温はだいぶ下がってきた。
1,夏野菜の片づけの時間がとれず、今日はトマトとキュウリの片づけをした。毎日来れればもっときれいにできるのだが、仕方ないか。

2,ニンニクの定植
  肥料と整地された畑にマルチをはって、ニンニクを定植する。この時期10月中旬では、収穫は来年の6月頃。
  マルチの幅にひもを貼り、115cm幅。マルチをはり周りを土で押さえてから、ニンニクを植える。
  深さ3cm、上から少し盛り上がる程度に、土をかぶせて軽く押さえる。
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3,10月8日の台風で、大根白菜のマルチが飛んでしまい、修復する。
  ネギに肥料を入れて、土をかぶせる作業をする。

4,ブロッコリーの虫取り
  これも、2日に1回ぐらいのペースでやらないといけないのだが。ブロッコリーの葉は相当虫食い状態で、無農薬でつくるとこうな ってしまうのだ。


  野菜作りでは、土づくり、害虫対策は大切な仕事。

5,最後に
  オクラはもう市場には出さないが、まだとれる状態で袋いっぱい取らせていただいた。
  落花生の収穫も。
  鷹島さんから、この秋収穫できた新米をいただく。田植えのお礼ということだ。
  すてきな体験をさせていただき、その上おいしいお米までいただき、本当に申し訳ない。

  *11月7日は東京で、NPO法人「農の未来ネット」主催 農業シンポがあり、飯島さんが参加されるので、   9時半から開始するとのこと。
  *11月14日はそば打ち体験が企画されている。参加して、おいしいそば?を食べてみたい。
 
  

秋野菜の手入れ

10月4日、飯島さんが所用で外出したため、始めに話を聞いた後はいつものメンバーで仕事を始める。
前日は天候が悪く、1日延期したため、それぞれの予定があり、参加者は6〜7名。それでも仕事ははかどるようにはなってきた。
1,ネギの追肥
 前回に続き、畝の追肥をして、土寄せをする。土寄せはちょうど白いところが隠れるくらい。

2,草取り
 大根、白菜の周りには、草が生えてきて、まずは雑草の処理を。これは農作業には欠かせない大切な仕事。

3,大根、白菜の間引き
 この日は、間引きをして1本にする。
 白菜については、芽が出切れなかった箇所に、間引きした白菜を植え替えた。そこで、育つ可能性があると。
 でも大根は可能性なし。


3,人参の間引き
 人参も筋まきしたところの、草取りと間引きをした。間引きの間隔はおおよそこぶしの間隔に。

4,その他
 オクラがまだ伸びていて、収穫もできているそうだ。やはり暖かいとのこと。オクラの花がまだ畑に。

 ブロッコリーは順調に伸びてきた。

 それぞれ、参加者が仕事を分担しあって仕事が進む。だんだんとやる仕事が分かってきて、共同で作業する農園という感じがでてきた。

白菜・大根の手入れ、ブロッコリー苗植え、落花生収穫

9月19日(土)
秋らしい日になり、曇り空だが作業にはもってこいの日。
2週間前に種植えした白菜の芽があまり出ていない。これは、種を植えた深さが浅かったため、種が乾いて発芽しなかったのだ。あまり深くてもいけないし、微妙なところ。

1,白菜の植え替え
  そこで、間引きの代わりに、土と一緒にスプーンでそっと取って、発芽していないところに植え替えることになった。
そして、水をかけて移植ができるように促した。さてさて、うまく移植ができたかどうか、次回見ないと分からない。

2,大根の間引き
  3つぐらい種を植えたので、2本を残して後は間引くことにした。間引いた大根の葉はそれぞれ家に持ち帰って、サラダやおひたしに して食べることに。通常はここで1本にして育てることにするようだが、2週間後もあるのでそこで1本にする。


3,ブロッコリーの苗植え
  種は高価なので、種から苗を育てて、畑に移植する。畝幅70cm、株間40cm。
  この日は、180本を植えた。

4,落花生の収穫
  落花生は土の中にできているので、そっと抜き落花生を収穫する。
  商品としては、編み目模様ができるくらい大きくしてから収穫するが、一番おいしいのは編み目ができないくらい、つるっとしている くらいに収穫するのがおいしい。
  収穫したら、水で良く洗い、塩を入れて味付けして約1時間くらいゆでるとおいしいゆで落花生ができる。
  今までは10分程度にしていたが、おいしく食べるにはこのくらいゆでた方がいいのだ。

大根、白菜の種まき 長ネギ土寄せ

9月に入り、涼しい日が続いていたが、この日の空は秋の空だが、急に暑くなり汗をかきながらの作業となる。
飯島さんが他の場所での稲刈り作業があるということで、鷹島さんに指導を受ける。
暑いとはいっても、夏の暑さとは違い、久しぶりの外での作業は楽しいものだ。

1,大根の種まき
種が2種類、マルチ9230(2列30センチ間隔)の穴に、5ミリほどの深さの穴を3つ開けて、そこに1粒ずつまき、トータル3〜4粒程度。そっと土をかけて軽く押さえる。



2,白菜の種まき
マルチ9240で、大根同様にマルチの穴に3〜4粒、種がゴマのように小さいので注意深くまいて、土を軽くかける。あまり深くすると芽が出にくくなると。白菜は虫がつきやすいので、寒冷紗で覆って、害虫の侵入を防ぐところまでやった。



3,長ネギの土寄せ
肥料をワラのある方の溝にまいてから、鍬で土寄せをする。反対の方からも鍬で土を平らにして、土寄せをする。


★9月5日の作業は以上で終了。


4,ゴマの収穫
茶色になったゴマの木を、ゴマがこぼれないようにはさみで切って、そっとビニール袋に入れて収穫する。
その後、つるして乾燥させる。


ゴマの花はかわいらしいピンク色の花でした。


5,その他
夏野菜の収穫
2週間ぶりでしたので、それはたくさんの収穫でした。
トマト、巨大キュウリ、ナス、ピーマン、かぼちゃ、トウガラシ、シシトウ、モロヘイヤ
荷台に広げると、こんなに!

畑の周りには、豆科の植物がある。何だろうと見てみると、落花生! 千葉は落花生の産地でした!

6,12日(土)は稲刈りがある。
これも初体験になりそう、ぜひ参加したい。皆さんもいかがですか。9時集合です。