星野農園 プランター野菜づくり①
楽しみにしていたプランターでの野菜作り。
星野さんの話
1,夏場、コンクリートなどの上に鉢やプランター(P)を置くと、Pが温まってしまう、熱すぎてします。
そこで、対策として下に板やジュータンのぼろやござなどの緩衝材を敷くとよい。また、陽射しを避けるため に段ボールなどで囲むのもよい。
2,水やりは、朝1回とか朝晩2回とか、パターン化してその野菜に覚えさせることが大事。適当に今日は朝、次 の日は朝晩とかランダムに水やりをすると、強く育たない。
3,肥料はPに限られるので、どうしても多くなってしまう。化成肥料をあげすぎない様に注意すること。
追肥はたとえば10日に1回、ひとつかみパラパラと。
トマトは元肥なし、生育をみて必要に応じて追肥
なす、キュウリは元肥あり。
4,トマトは3枚の葉がひらいて、花をつけて花が咲く。1段の花は必ず咲かせて、実を作らせる。
1段の花を咲かせないと、次から出てくる葉や枝が強くなってしまい、実が出来にくくなる。
1つの株に3〜5個の元気な花だけ残して、摘花(てきか)する。
肥料は少なく、数を多く。そのためには、化成肥料をつぶして、水にといで与えるのもよい。
5,Pには土は八分目くらい入れる。あとで、土を盛ることもあるので。
6,土は、腐葉土と培養土、赤玉土(細かいもの)のを混ぜて使いとよい。
7,野菜苗の植え方
①ピーマン
Pの両はじに植える。
②ミニトマト
これも、伸びていって上に広がるので、両隅、両はじに植える。
1段の花は下の方に咲かせたいので、曲げて枝をしばっても大丈夫。
③なす
ナスは根が広く広がるので、大きめの鉢に1本植える。支柱を立てて、縛りまっすぐに立つようにする。
そして、四方(周り)に支柱を立てて、枝を広げるように大きくすると、収穫がよい。
④きゅうり
きゅうりもPの四方でもよい。
8,定植した後の注意
*土の上に乾き防止で、わらくずや落ち葉やぼろタオルを敷くのがよい。
*植えた後は、水1回。 野菜の苗を強くするために、むやみに水をあげない。これもしつけ。
*なす科:なす、トマト、ピーマン
うり科:きゅうり なに科かを知ることは大事。
きゅうりとなすは一緒に育てられる。ちがう科なので大丈夫
この日は、なす2本、きゅうり、ピーマン、プチトマト2本をもらって帰る。
明日早速、学級のプランターに植えることにしよう。