星野農園 プランター 夏野菜の手入れ

 4月29日に星野農園で、夏野菜(キュウリ、ナス、トマト、ピーマン)の苗をプランターに植えた。
 その手入れを実際の苗の育ちを見ながら、教えていただく。
 やはり、ここの土はちがう。育ちが全然違い、枝の太さも枝の伸びもすごい。学級に植えたものとは格段の違いだ。


1,キュウリ
  一つの実を残して、本枝を伸ばす。下の古い葉や黄ばんだ葉は切る。残しておくと病気になりやすい。いっぺんに取りがち  だが、1回に3枚程度がよいだろう。全部いっぺんに取ることはよくない。全体にストレスがかかるので。
  支柱の上に伸びたら、成長を止めるために先を切る。切っても、成長点が必ずあるから大丈夫。
  

2,トマト
  わき芽は必ず取る。
  花が咲いている方は残す。花はホルモン処理をして、実がならすようにする。「トマトトーン」で処理する。
  
  


3,なす
  2本仕立てでつくるとしたら、その下に葉は取る。
  虫は木酢液を薄めて、かけるとよい。500倍に薄めること。虫が出てからというより、予防のためにかける方がよい。
  花が咲いてから、早く実をならせる方がおいしいナスが出来る。だいたい15日くらい。
  整枝は次のようにやるとよい。
    *花が咲くとその先の成長点を切る。
    *切ることで、手前にあるわき芽の伸ばすようにさせる。
    *花が咲き、実が出来て、実を収穫したら、葉を1枚残して、その枝を切る。
    *わき芽だった枝を伸ばして同様の整枝をする。
    *これを繰り返して、実を次々とつけさせる。
  キュウリ同様、下の葉は切って、風通しよくする。元気に育てるため。
  実は本枝近くに作るようにして、できるだけ若い枝に実をつけさせる。

  ナスの花は下を向いている。めしべが伸びて、その周りのおしべがあると受粉がスムースに行われて元気な証拠。
  もし、めしべが短くなっている場合は、元気不足の証拠で、自ら花を落とすようになる。肥料不足の証拠。
  花が咲き終わり乾いた花になったら、花抜きして、実を大きくするように促した方がよい。
  


4,ピーマン
  最初の花の下のわき芽は切る。

5,肥料について
  化成肥料をひとつまみを10日〜14日くらいの間隔であげる。
  また、水をあげるときに、ひとつかみ化成肥料を水に入れて、一緒にあげると効果的である。

6,プランターの土の処理
  ぬらしたままはダメで、からからに乾燥させる。日光に当てて。
  乾かした土をビニールに入れておいて、次に使うときに新しい土に混ぜて使う。